患者の役に立てる仕事

看護師として内科で働く魅力は、どのようなものがあるのでしょうか。

やはりそれは、患者の役に立てているという実感を得られることでしょう。
内科は慢性的な疾患を持っている患者が多く、長期的な入院になる場合も多いです。
そのため、看護師は医療的なサポートだけでなく、精神的なケアをする必要も出てきます。
特に重い病気を患っている患者の担当になると、話を聞いたり励ましたりと精神的に支えてあげなければならないことが多くなります。
そのような患者が退院する際、感謝の言葉を言ってもらえて嬉しかったという事例はよく聞きます。
また、退院後も手紙や年賀状、暑中見舞いを貰えて嬉しかった、役に立てたのだと思えたという声を聞くこともあります。
このように、患者の役に立てているという実感を得られるのは、内科勤務の最大の魅力でしょう。

また幅広い医療技術を得られるのも魅力の一つです。
内科で働く看護師の中には、高度治療室や集中治療室で勤務している人もいます。
このような現場では、一般病棟よりも激務になる場合が多いです。
特に、いつ異変が起きても対応できるよう、常に目を光らせておかなければならない、という話はよく聞きます。
しかしその分、緊急の際にはどのように対応すれば良いのか、スムーズに対応するにはどうすれば良いのかといった技術を身に付けることができます。
このような現場で積んだ経験は、将来確実に役立つことでしょう。